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古民家の間取り、寒さ、光を考えセルフビルドで再生

古民家の魅力柱、梁

  • 大切に住み継がれてきた古民家

古民家は代々住み継がれ日本の原風景を作ってきました。
それは、マンションが建ち並び道路がアスファルトになった現代でも
私達の心を受け止めてくれる風景です。

今は、住み手をなくして古ぼけてしまっているかもしれません。
しかし、その構造の強さや柔軟さには今の暮らしに再生させられる底力があります。
現代の生活様式に寄り添うかたちで改修することで、その古民家はきっと心地よい空間に蘇えります。


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  • 間取りを考える

昔の家では大きな空間を襖や障子で『田の字型』に区切って部屋にしていました。
このスタイルの場合、必要に応じて空間を広く使うことが出来ますが、別の部屋を通らなければ自分の部屋に辿り着けない、など個人空間としては不便な点もあります。
1階は皆が集まる共同スペースとして、2階はそれぞれの時間を大切にした個人スペースにする等、大きな骨組みはそのままに生活に合わせて改修することができます。

  • 寒さに備える

古民家は高温多湿の日本の夏に耐えられるように設計されています。
この為、冬は底冷えする、と言われるようにとても冷え込みます。
これには、薪ストーブのように炎の熱で力強く温める方法もありますが
足元からじんわりと暖かくなる床暖房もおすすめです。

  • 光を取り込む

昔の大きな家は『暗い』というイメージはないでしょうか。
たしかに襖や障子で区切られた部屋は、陽のあたる部屋とそうでない部屋に分かれています。
また、冷蔵庫の無かった時代には食材を長く持たせる為に台所を北側に置いた為、お母さん達は寒くて暗い台所で炊事をしていました。
暗さの対策としては、南北に大きく開ける間取りにしたり、天窓を付けて高い位置からお日様の光を取り込むなど家全体を明るくするのも工夫次第です。



昔の人は長く住まうことを考えて家を建てました。
傷んだところがあれば修繕し、暮らしが変われば改修をして長く住み継いできたのです。
それはものを大切にする精神であり、山々への感謝の気持ちでもあったはずです。
大切に住み継がれてきた古民家を、今の暮らしにまた蘇えらせる。
それこそが昔むかしから続く日本人の心なのです。




  • 古民家ストック

古民家が欲しい人と古民家を手放したい人とをつなぐ古民家ストック




セルフビルドとは、自分の手で家をつくること。
壁を塗ったり、タイルを貼ったり、職人さんのようにはいかないけれど、自分たちの手で仕上げた家にはその分愛着もわきます。
そして勿論、コストダウンにもなります。

詳しくはご相談下さい。 





  • 価格紹介

自然素材でつくる新築・古民家の移築の価格を紹介します。
目安にしてください。


 

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シックハウス診断士
   
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